おはようございます。



心理楽剤師の野原貴子です。

７月も残り１週間となりましたね。

私の仕事場の近くに小学校と公園があるので、毎日にぎやかな
子供達の声が聞こえてきます。

以前読んだ本で、
ある老人が公園の近くに住んでいて、毎日、子供達の声が
うるさくていらいらしていたらしいです。

そして、その地域の区長さんに
「毎日、子供の声がうるさくてしょうがない！子供を黙らせろ！」
と怒鳴り込んできたそうです。
すると、区長さんは、
「子供の声の聞こえない街は死んだ街だ！」
とおっしゃったそうです。
その老人も
「そりゃ、そうだ。」
と納得してくださったようです。

その後、この老人は公園の見回りパトロールをしたり、掃除をしたりと
子供達が安全に公園で遊べるように地域のボランティアを買って出たそうです。

この老人も「子供を黙らせろ！」なんて無理難題を言っているのは、
自分自身で気づいていたはずです。
私たちは、怒りに駆り立てられると判断が鈍ってしまうことがよくありますよね。

怒りはエネルギーを奪います。
先日、カウンセリングをした方はサポーターの方ですが、
見た目が患者さんよりも混乱し、疲れていました。

カウンセリングルームへお通しして、話しを聴くと
「過去の怒りが沸々と湧き出てきて苦しい。」
〇〇には（患者さん）、言いたいことがいっぱいあって、
謝罪の言葉や私を労る言葉を言わせたいのに、
〇〇がガンになったから。。。。
病人にそんなことで責めるのも卑怯な氣がして、私の今までの
苦労は報われないんだ。私は、これからもこんな気持ちを抱えて
生きて行くんだ。私より先に死ぬのは卑怯だ。私を苦しめたくせに。
そんな人をまだ看病しなければならない私は不幸だ。」と。

堰を切ったように、話し始めました。

苦しいですね。こんな思いを抱えているのは辛いです。
エネルギーもだだ漏れです。

怒り、不安、罪悪感と言うのは、小さな怒りでも私たちの中で燻りつづけて、
エネルギーを消費し続けます。

ティクナット・ハン禅師は、
「怒りを優しく抱いて赤子を子守りするように揺らしなさい。」
とおっしゃっています。
そして、
「怒りを持っているときは話してはいけません。
怒りからの言葉は自分を傷つけます。」とも。

私たちは、怒りから言葉を発する時、相手にダメージを与えるつもりで
発します。
しかし、ダメージは自分にあります。
気づいてなくても、傷ついているのは相手ではなく自分なんです。

自分の怒りのパターンを知りましょう。

今日も一日笑顔でマインドフルに！

☆『サイモントンシェア会』のお知らせ
日時：毎月第三水曜日１４：００〜１６：００
　　今月（７月）は終了しました。
　　来月（８月）は、２４日を予定しています。

場所：のはら元氣クリニック２階

予約・お問い合わせ：のはら元氣クリニック
０９８−８６７ー００１２

参加費：無料

司会進行：野原貴子

患者様、患者様ご家族の方のみでも参加可能です。

☆「沖縄医療催眠研究会」のお知らせ

日時：毎月１回水曜日１８：３０〜２１：００(お問い合わせ下さい）
　　　今月（７月）は終了しました。
　　　来月（８月）は８/10（水）１８：３０〜です。

場所：のはら元氣クリニック２階

予約・お問い合わせ：のはら元氣クリニック
　　　　☎０９８−８６７−００１２

司会進行：野原弘・野原貴子

医療催眠にご興味のある方、実際に催眠を医療に
用いている方、お待ちしています。

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当クリニックでは、毎月第四木曜日の１８：３０から
「ハイパーサーミア」と「サイモントン療法」の無料説明会を開催しています。

予約・問い合わせ：のはら元氣クリニック
　　　　　　　　　☎０９８−８６７−００１２

要予約です。　　お待ちしています。