ペーパータオルの怨念

こんにちは。のはら元氣クリニックの心理薬剤師、野原貴子です。
風の強い沖縄地方、寒さはまだまだ先のようですね。
昨日、仕事帰りに欲しい本があって本屋さんに寄ってみました。
昨日のブログで『断捨離」の話しを書きましたが、
欲しかった本というのは、やましたひでこさんの
『モノが減ると心は潤う
簡単「断捨離」生活』
です。
他府県では即日完売で手に入らないと噂の本。
流石はワタクシ。引き寄せますね〜。

ありましたよ、1冊だけ。私の為に待っていてくれました。
綺麗な本です。外装も中身も。
何より著者の住まいが言わずもがな、綺麗。

私の「朝団」生活に拍車がかかりそうです。
その中で特に私の目を釘付けにしたのが、
「台拭きはいらない」という著者の言葉。
あ〜〜〜、そう、そうなのよ。。
私もず〜〜と、それを言いたかった。
自分の中のすっかり忘れていた感情が。。
結婚当初に姑や義姉から
言われた「贅沢に育ったのね。。。」の言葉。
それ以来21年間、私の心に刺となって刺さってました。
しかし、台拭きの勝手の悪さをひしひしと感じていた私は
可愛い系の台拭きを買ってみたり、機能性の良いものを
使ってみたり。。(←基本は変わらず。。)
何度、挫折と無能さを感じたことか。。
やっとの思いで、ペーパータオルにしたものの
1枚使うたびに『贅沢ね』と言う幻聴が。。。(恐ろしや、恐ろしや)
私に取り憑いた『ペーパータオルの怨念』を
著者が一刀両断!
「使い捨てペーパータオルで、効率よくいつでも
綺麗に!」
肩の荷が下りました。
「私はペーパータオルを使って良い」という
許可を自分に与えました。
それに、よく考えると姑も義姉もペーパータオル、バンバン使っとるがな。

自分で自分に「ペーパータオルを使えるだけの価値ある人間ではな〜い。」
と思ってたんですよ。

たかが、ペーパータオル、されどペーパータオル。
著者がペーパータオルでこれほど引っかかる人がいると思ってたかどうかは
分かりませんが。。
私自身もすっかり忘れていた過去の記憶と、
日常生活での無意識に使っていたはずのもの。
毎日の「朝団」によって無意識が意識化してきたのだと
嬉しく思っとります。

みなさんも、是非この本を手に取って見られて下さいね。
自分に受け入れられるもの、自分とは違うもの、を
認識するだけでも意識の変容がみれます。
今日も一日笑顔でマインドフルに。。^^