心理楽剤師・野原貴子の「宝の箱」

がん治療・代替医療の専門クリニック・のはら元氣クリニックの局長&薬剤師であり県内唯一のサイモントン療法認定カウンセラーの野原貴子がカウンセリングや催眠療法を通して患者様の治癒への道を探求します。私たちは「宝の箱」です。貴方にとって大切なもの・こと・人を宝の箱に納めましょう。

プロフィール
野原 貴子
野原 貴子
 37年生まれ  53歳
那覇市首里生まれ  首里高校卒業
福岡の第一薬科大学卒業 
☆夫の開業に嫌々つき合わされ
お手伝いし始めますが、現在は患者さんの
癒しを求め日夜奮闘中です。
「心と身体は一つである」という
考えから、患者さん個々の治癒の過程に
寄り添い癒しのあるクリニックを目指して
います。
サイモントン療法と出会い、
人生が喜びに満たされる事こそが大切、
と痛感。
沖縄で唯一のサイモントン療法認定
カウンセラーとして普及に務めています。
☆サイモントン仲間から「ひめ」と
呼ばれています。

☆薬剤師・
 サイモントン療法認定
 カウンセラー・
 ヒプノセラピスト

家族:夫1人に娘3人。
趣味:お笑い番組鑑賞、
 ベッドでグダグダすること。
 瞑想、小物作り
好きな言葉:笑う貴方に福来たる
てぃーだイチオシ
< 2025年05月 >
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怒りを抱きしめる

ハグ

皆さん、おはようございます。沖縄の心理薬剤師の野原貴子です。^^
先週は、私の喜びを満たした中身の濃い1週間でした。^^

3日間ホテルに缶詰状態で学生時代を彷彿させるかのような、電子や回路や生物学やら。。^^;
記憶の遠い彼方の薬科大学時代に見た覚えがあるぞ〜、とここまでは思い出せますがその後は..???
どうも私の脳回路はだいぶ錆び付いている様です。。^^;

ホテルに缶詰状態と先に言いましたが、そのホテルというのが一流ホテルで海外の方達も多く目につきました。
ホテルスタッフも外国の方も多くいて日頃沖縄で外国人を多く目にする私でもちょっと驚く程の外国人率でした。

そんな中朝食のビュッフェで、ヨーロピアンな雰囲気のとても素敵なジェントルマンが居まして(お客様)、私が目の保養とばかりに彼を覗き見していたんです。(お行儀悪いですね)。
彼の席はたくさんある席のちょうど真ん中あたりに位置していて案内される人やエスコートするホテル側の人も彼が素敵に朝食をされる横をひっきりなしに通ります。

私はなんだか嫌な予感がしてドキドキしながら彼と横を通る人達の姿を見ていました。
とうとうその時は来たのです!
彼が優雅に(あくまでも私感)朝食をとっていたテーブルクロスが横を通り過ぎる恰幅のいいラテン系のおばさまの
見事なお尻に持っていかれたのです。

あ〜〜!思わず声を出す私。(関係ないけど。。)
なんと、ラテンのおばさまはお尻に感触がなかったのかそのまま何事も無かったように去っていかれる。。
私はもうドキドキが止まらずフォークとナイフを握りしめたまま、彼を凝視。。
彼は無言で自分の服にかかった牛乳らしき白い液体を拭いている。

彼がフリーズして凝視している私に気づき、なんと華麗なる(?)ウインクをしたのです!
なんなんだ、この余裕。。笑えるんだ、こんなことされて。。関係の無い私が怒ってるのに。。
なんとゆうジェントルマン魂!(こんなのがあるか知りませんが。。)
私はあんぐり開けた口を閉めるのも忘れ彼を見ているとホテルスタッフが気づいて席を移動させようとしている。

「違う、違う、その方がこぼしたんじゃない!と叫びたい衝動に駆られる私を尻目にかのジェントルマンはそのスタッフにさえ笑顔でお礼を言っているではないか。。」
思わず「惚れてまうやろ〜!」と叫んでいました。(心の中で)

席を移動する時に私の横を通り過ぎる彼が何やら私に言っていたが、私は只えへら笑いを浮かべるだけで返す言葉も見つからず素敵なお顔を見つめるだけ。

なんという優雅さ、心に余裕のある人間はその所作だけで人を魅了するのね。。
私もそのような人間になりたいと思った時に、かのティクナット・ハン禅師の『怒りを抱きしめる』という言葉を
思い出しました。

3日間の間に講義よりも一番心に入った出来事でした。
講義の勉強より、帰ったらマインドフルネスとドイツ語(きっと彼が話していたのはドイツ語だと思うので)
を勉強しようと心に誓った私なのです。^^;

今日も一日、笑顔でマインドフルに。。^^

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