健全な死を思う
おはようございます。
那覇市新都心にある
のはら元氣クリニックで、
サイモントン療法カウンセラー&薬剤師の肩書きを持つ
心理楽剤師の野原貴子です。
今の時期は沖縄は
シーミーといってご先祖様のお墓をお掃除したり
お参りに行ったりと沖縄ならではの行事があります。
お盆や命日と同じように亡くなった先祖との
繋がりを感じる時です。
私の祖母は93才で亡くなったのですが、
孫の中でも末っ子の私はかわいがられました。
晩年の祖母は我が家で同居していたので、
かわいがられるというよりも話し相手という
立ち位置で、薬剤師として働いていた私は
祖母のお薬担当でもありました。
その祖母が常に私に言ってたのは、
「おばあちゃんが死ぬときは、孫が全員揃ってみんなと
お別れの挨拶をしてから死ぬからね。
私の状態を判断して県外の孫たちを呼びなさい。」
という重大任務を科せられていました。
私は、「そうは言っても未だ未だばあちゃんは100まで生きるわ。」
と内心思ってました。
その祖母が体調を崩して入院すると、
「おじいちゃんが部屋の入り口に迎えに来てるから
そろそろ孫を全員呼びなさい」
と私に命がくだされ、県外の従兄弟たちに
連絡すると、日頃忙しくて休暇も取れない人たちが、
全員都合がついて帰ってきました。
孫全員、一人一人と最後の挨拶を交わして
一番の気がかりである身体の弱い叔母が、
翌早朝、私の母に連れられて病院に行くと
しっかりと顔を見て笑顔になり、そのまま息を引き取りました。
当時、サイモントン療法をまだ学んでいなかった私は
「健全な死」という概念はありませんでしたが、
祖母の死に対して「あっぱれ!流石ばあちゃん」という
思いがありました。
祖母は、自分の死をイメージしつつ、それを
悲観的なものとして捉えるのではなく、
「生きることは大変なことだよ。
いつ死ぬかも思う通りにはならないけど、
ちゃんと、神様が良いようにしてくれるさ。」
と、宇宙の叡智を信頼して委ねていたようです。
祖母の死は私にとっての「健全な死」のお手本になっています。
「あのように死にたければ、このように生きなさい」
ということわざもあるように、祖母はそのように生きたのだなと
思います。
私たちにとって「死」というものは避けれないもの、
見ないふりをするものではありません。
健全な死生観を持つことによって、健全な生き方を知ることができます。
そして、「死」が全ての終わりではないと言うことを
シーミーのこの時期に感じています。
祖母の魂は常に私を見守り、励ましているんだろうな。。と。
今日も一日笑顔でマインドフルに!
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